報道により、千葉県の緊急事態宣言が9月末まで延長することを知った。音楽フェスは、愛知の波物語のずさんな運営で、さんざん批判を浴びているが、千葉市で開催されるスーパーソニック東京は、経済産業省補助金6000万円は愛知の2倍だと言うのだからら、昨年中止した規模自体が愛知の2倍とみて良いのかもしれない。
千葉県と千葉市が延期や規模縮小を要請しているが、『お願い』にしかなっておらず、ブログ執筆時点で開催予定となっている。
問題点は次の通り
・同日開催の大阪では中止されたが千葉では開催
・チケットが既に1日当り1万3千枚販売されている
・規模縮小は行われず、5千人以上になる見込み
・JAPANJAM(同じ主催者、蘇我スポーツ公園)はチケット販売済みを理由にやはり1万人以上の音楽イベントを強行(当時、まん延防止対象地区および期間)
・緊急事態宣言の延長で開催日がその期間中となる
愛知県の野外フェスは次のようになった
「NAMIMONOGATARI 2021」の主催者に対するコンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金の交付決定を取り消しました (METI/経済産業省)
どうやら補助金3千万円が1日当りの上限らしい。
補助金ご利用の手引き・公募要領
J-LODlive_公募要項ver11_0706 (vipo.or.jp)
P11(PDF)に(しかしこのPDFは日本発文化を応援しているハズなのに内容を日本語で検索出来ず悪意を感じる)
『公演実施時点における』『政府、都道府県等の方針・要請等』とあるので、千葉県知事や千葉市長が要請を行った時点で、それに従っていないのはおかしいのである。
愛知の件を教訓に、補助金の事後審査を厳しくする必要がある(要請を行っていた、蘇我のイベントもそうだ)
地元自治体が要請しているにも関わらず、国の行政機関や国政がはっきりした態度を示さず、主催者が(国、自治体の)緩い方のイベント規制をもって開催可能とし判断しているのが問題だ。
ちゃんと検索したら今年度分のヤツが出てきた
J-LODlive2_公募要項ver6_0903 -2 (vipo.or.jp)
(もしかすると最初に経済産業省補助金を検索したときに、経産省HPのリンクそのものが違っていたかも知れない。)
公営のスポーツ施設や公園では、興行行為に対して最終的には首長が利用許可権(むやみに使う物では無いが緊急事態宣言下を理由に)があるのだから、指定管理者まかせにせず、もっと主張した方が良いのではないか?