<公表日:2021/10/14>
以前にメモした通りJR千葉支社跡地に建設する方向で進むことが確定したようです。
千葉市から市民意見募集という形で公表されています
記者会見を元に報道もされています
<発表のポイント>
・駅前立地、千葉駅徒歩1分(改札階レベルで直結できる可能性)
・現在高稼働率の市民会館を稼働したまま移転工事
・大ホールが1000席規模から1500席規模へ
(県の施設との関係は詳しく書かれていないが、大小ホールとも規模が近い千葉県文化会館老朽化建替も念頭にあるはず、築50年の県文化会館の2度目の延命大改修工事費(前知事時代に発注)は120億円、市民会館の建設費想定も120億円(当てて合わせた?)とのことで、県の施設の改修費が高すぎないか注目されるのでは?)
PowerPoint プレゼンテーション (pref.nagasaki.jp)
(長崎県の資料PDF8ページに、ホール事業費の参考値がある)
siryo3.pdf (city.tokushima.tokushima.jp)
(徳島市の資料に最近オープンした公共ホールの費用が示してある)
h28_hokokusho.pdf (bunka.go.jp)
(文化庁の調査報告書のうちPDF30ページによると、大規模改修費の平均値は約4億7千万円)
t176_20210122i15643.pdf (saitama.lg.jp)
t117_20200623i14175.pdf (saitama.lg.jp)
ソニックホール大規模改修(主幹) (sonic-city.or.jp)
(埼玉県の大宮ソニックシティホールの大規模改修工事が21億円、大ホール2500席)
小田原市 | 市民ホールの実施設計の概要について (city.odawara.kanagawa.jp)
(小田原市の市民ホール『大小ホール新築』60億円、大ホール1100席)
<土地利用のポイント>
・現市民会館敷地約4500㎡、建物床面積約6000㎡
・計画地敷地約7500㎡
・現行容積率400%として最大3万㎡、緩和容積率800%として6万㎡の建物規模
・市民会館や公共施設では使えきれない床面積なので、複合施設となるはず。
・複合施設となった場合の区分所有の割合などがどうなるのか?
・現市民会館の容積率は400%、線路より弁天側は200%、現市民会館の跡地利用やJR線路用地に合理化の余地があり、東千葉駅周辺での土地利用がどうなるのか?
<千葉駅周辺の賑わいへの期待>
・新市民会館がJR千葉駅改札階レベルでの直結を想定していうようだが、モノレール、京成千葉線、センシティ、そごうへも直結出来ることを期待したい。
・千葉駅周辺の低利用地(コインパーキング)などが、本来の立地を活かした土地利用出来るよう、活性化することを期待したい。
現在の千葉市民会館<撮影日:2021/10/20>
催事が終わると、千葉駅までの帰り客の列が続く。
旧JR千葉支社跡地のようす
右側が取壊し済みでコインパーキング、左側が設備移転に時間がかかっていた建物(夜間も照明点灯)していたようで、最近ようやく撤収がおわったようす。
改札階から見た旧JR千葉支社跡地のようす(左側)
ペリエ別館は、上層階は移転交渉が早く終わったようだが、下層階の飲食店は最近まで営業していた。
改札階から見た旧JR千葉支社跡地のようす(右側)
ホテルサンシティ千葉もJRが買収したと報道されている(登記簿未確認)。JRの残った建物も、解体準備関係者のような車両が出入りしているようすが見られる。