【情報収集しただけで未検証の記事です】
新京成電鉄が京成電鉄の100%子会社になることが発表されましたが、以前からコツコツ集めた情報を整理してみます。(主に京成千葉線片乗り入れ案件)
【新京成電鉄車輌による京成千葉線乗入れ】
(新京成側から見た乗入れの概要)
新京成編成数6両編成27本所属(平日23本運用、4本予備)
平日朝ラッシュ時、23運用
平日閑散時間帯、14運用
(京成千葉線乗入8運用、非乗入6運用)
2006年12月の乗入れ開始時に11本を8両から6両に編成短縮
2014年9月8両編成運用終了6両化完了
(京成千葉線側から見た乗入れの概要)
千葉線内終日おおむね10分間隔
千原線内終日おおむね20分間隔(一部パターンの乱れあり)
昼閑散時間帯千葉中央発着列車を新京成乗入れ車輌でまかなう
(その時間帯は、京成津田沼車庫に車輌が滞在)
車輌運用の特徴として、ラッシュ時4両閑散時間帯6両という奇妙な両数の時代があった(京成本線の各駅停車をラッシュ時6両閑散時間帯4両にしていたためか?)
あまり利用者数に対応して編成両数を考えていないように思われる。
京成千葉線の輸送人員が少ないにもかかわらず、新京成電鉄車輌による片乗り入れを行っており、車輌使用料が京成側から新京成側に支払われていると思われる。
(直通開始当初の専門誌等の解説から)
乗入れ開始当初は、車輌検査関係が厳しかったと思われるが、全編成6両化でだいたい昼間に動かせる車輌をほとんど稼働させる感じになっており、車輌の運用として新京成側に最適化されている。
コロナ禍以前
京成千葉線ラッシュ時4両10分間隔くらいが適正
新京成線ラッシュ時6両5分間隔程度で長年安定
コロナ後、特性の異なる2路線を結ぶのはそもそも困難なのでは?
新京成電鉄は、ながらく北総線や東葉高速線の開業を見越した短距離輸送重視の運賃体系となっており、みかけの輸送人員やみかけの運賃収入は、平均輸送距離が短縮してもあまり変化が見られないが、輸送人員そのものが無くなってしまうと大打撃だと思う。
【そもそも新京成線と京成千葉線は、輸送力過剰?】
コロナ禍の環境変化で、鉄道会社はどこかで合理化しないといけないと言われており、直通運転を廃止して、路線の特性別に合理化(編成短縮追求?や折り返し時間の短縮可能性の追求)するとか?直通運転の区間の見直し(ちはら台?)をしたりして運転間隔を間引くのではないか?
【もうひとつの手は新京成線と京成千葉線の一体運用?】
京成の20分ヘッドの呪縛から逃れて、最適化してしまうと言うのもありかも?いずれにしても現状のガラガラ状態はなんとかしなくてはということかもしれません。