<日付:2024/8/8:20240808>
うたちゃん日記の臨時情報
気象庁から南海トラフ地震臨時情報が出たが、この発表の問題点を列記する。
1)南海トラフ地震と定義されているが、これは予測出来る地震としての東海地震対策から、法律も作ったし国家予算もつけたのに発生しない東海地震と言うことで、東南海地震、南海トラフ地震と定義が変更されたこと。
2)南海トラフ地震の想定震源域約700kmについての臨時地震情報だが、その端っこで起こった地震に対して、過度に反応しているのでは?
3)南海トラフ地震の定義の問題もあるのに、静岡県域まで警戒するような情報発信で良いのだろうか?
4)東日本大震災震源分布を見ても、本震前余震域は『最大地震震央付近』であって、やみくもに『エリア内』だからといって、どう言うエリア分類で情報発信すべきか、あらかじめ想定していないのはないか?
5)気象庁が発表したにもかかわらず、南海トラフ沿線の自治体では、かなり対応の温度差があり、防災対策を熟知した専門家がいるであろう自治体で、これだけ違うのは政治的スタンスの違いなのではないか?
6)発表のレベルとして『巨大地震注意』『巨大地震警戒』『調査終了』の段階があるとされるが、巨大地震注意の受け止め方が、制度制定後初めてのケースとして、報道に混乱が見られるのではないか?
7)東日本大震災の『連動』、熊本地震の『連続』に迷わされているのではないか?
8)スロースリップ域が公表されておらず、後日公表だろうが、発表しない方の社会的混乱が大きく、その辺まで考えた事前想定していないのでは?
https://www.jma.go.jp/jma/press/2408/08e/NT_202408081945sv.pdf