<鑑賞日:2006/4/16>
群ようこが映画のために書き下ろした小説が原作。かもめ食堂はフィンランドのヘルシンキにある設定。映画の雰囲気は、フィンランドの観光映画っぽくなってるが、ロケ地がとても少ない気がする。同じ場所の繰り返しが多い点が気になるところ。もっとフィンランドの情景が見たかったのだが。ストーリーそのものが、夢でみる物語のように断片的で、言葉のギコチナサ気になるが、かえって演じる女優たちの演技力で、カバーされているように思える。ヒットしたのも、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの3女優の力が一番大きいと思う。
当初、東京の1館のみで上映されていたので、これほどまでヒットするとは思われていなかったのだろう。今は東京だけで9館の上映予定がある。ただ大型劇場のスクリーン設備で上映した時、画質や音質がどうなのか心配なところはある。
当初、東京の1館のみで上映されていたので、これほどまでヒットするとは思われていなかったのだろう。今は東京だけで9館の上映予定がある。ただ大型劇場のスクリーン設備で上映した時、画質や音質がどうなのか心配なところはある。