昨日の話の続き。
リニア新幹線(名古屋~大阪)は奈良を経由するより京都を経由させる方が、経済的メリット、利用者の選択可能性の増加によるメリットがあると論じたのは前回の話し。もうひとつ不確定の要素があるのだ。
それは北陸新幹線と東海道山陽新幹線との接続問題。これもリニア新幹線の経由地選定に大きな要素となる。
リニア新幹線を名古屋~京都~大阪とすることで、東海道新幹線の線増路線となり、既存線からリニア新線に需要をシフトすることができる。よって既存の東海道新幹線にはダイヤの余裕ができるので、北陸新幹線との米原接続を実現できるのだ。これを実現させるためにはいくつかの段取りが必要だと思う。
それは北陸新幹線と東海道山陽新幹線との接続問題。これもリニア新幹線の経由地選定に大きな要素となる。
地図3 |
1)北陸新幹線を東海道新幹線米原接続とする政治的決定。
2)東海道新幹線の米原~新大阪の帰属の問題(JR西日本がJR東海から線路を借りるのか?)
3)米原~新大阪の北陸新幹線を建設しないことによって生じる剰余金をリニアに投資できるのか?
4)東海道新幹線からリニア新幹線に最大限需要をシフトさせる経由地の選定(すなわち京都経由)
2)東海道新幹線の米原~新大阪の帰属の問題(JR西日本がJR東海から線路を借りるのか?)
3)米原~新大阪の北陸新幹線を建設しないことによって生じる剰余金をリニアに投資できるのか?
4)東海道新幹線からリニア新幹線に最大限需要をシフトさせる経由地の選定(すなわち京都経由)
これらの要素が確定しないと、名古屋~大阪のリニア新幹線の建設目標は発表できないのだとおもう。