うたちゃん日記

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シネマツーで『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』を見たの♪(立川市)


立川周辺で仕事のお買い物をした後は映画のお時間♪話題の映画と言うことで『東京タワー』を見てきた。

この日の一枚の写真イメージ 1

話題性のある映画と言うことで見に行ったのだが、シネマツーaの400席の座席はがらがら。今週からは、上映回数も半分になるようだ。たぶん興業としては低迷なのかな?

原作は読んでいないのでなんとも言えないが、『東京タワー』と言うタイトルはちょっと大げさすぎる感じがする。作品の中で、オトンが若いときに建設中の東京タワーの前での記念写真、主人公がなりあがってオカンを東京に連れてきて、その後入院した病院から東京タワーが見えると言った程度の物でしかなかった。描かれているのは、北九州の炭坑町→大分の美術高校時代→武蔵野美術大学時代→成り上がるまでの都心での生活で、東京タワーが身近になるのは最終の生活の部分だけだ。武蔵野美術というのもパセリのおうちの近所の小平市内の緑ゆたかな所(最寄り駅は東大和駅)で、映画で描かれている都会の風景とは縁遠い。なんとなくしっくりこない。
怠惰な学生生活をして、堕落した社会人になって、どん底から成り上がっていく主人公を描くのだが、なんでそんなにうまくいっちゃうのか映画では描き切れていない。
東京でのオカンの登場場面が少なく、ほとんど死に際の闘病生活ばっかりになってしまっているのも腑に落ちない。
笑うべき所、泣くべき所が、ここで笑え、ここで泣けって感じで描かれていて好感が持てない。映画をみて自然に感情が湧き出してこないのだ。

役者は、オカンの樹木希林の演技力だけが際だちすぎて、どうも役者の実力に差がありすぎるようだ。内田也哉子というオカンの若いときを演じた役者は、樹木希林の娘で似ているだけのような気がするし、主役のオダギリジョーも怠惰貧乏時代と輝く時代との差がよく演じ切れていないように思えた。

映画は上映時間がなが~く感じたのは、あまり映画に入り込めなかったからであろう。
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