<日付:2022/6/3:20220603-21:24>
岐阜福井地区ローカル線乗り鉄の旅♪車で回りやすい線区訪問です。
国道158号線油坂峠経由で岐阜県郡上市エリアに戻ります。往路は深夜でしたが、帰路は昼間なのであちこちで見学。
九頭竜ダム見学者用駐車場にて、長野ダム隧道を通らない脇道にある。トンネル名はダムの建設時の仮称から付けられたものらしい。
九頭竜ダムと鷲ダムの高低差を利用した、揚水式発電所長野発電所がダム直下にある
九頭竜ダムの看板
資料展示室の案内看板
九頭竜ダムの解説看板
ダム湖の水面のようす。梅雨期だからか満水になっていない
余水吐け
注意看板
九頭竜川の看板
九頭竜ダムの石碑
管理事務所への水門上の通路
鷲ダム長野発電所のようす
ウィキペディアによれば、越美北線と鉱山水没回避のため、現在の位置にダムが選定されたと解説されているが、ダム本体の建設費用問題や、補償費用の増大、交通インフラ寸断(付け替え道路の標高があがり線形が悪くなりダム上流部へのアクセスがわるくなる、越美北線建設不可能)などから現実的な計画となったと思う。
佐久間ダムでは、大規模化による発電容量増大(3ダムを統合し大規模化)を目指したが、水文的な分析が甘く、当初の補償範囲の他、堆砂による河床上昇により、道路鉄道の付替工事が完成後遅れて追加発生しており、『完成後数十年、発電機能としてフル稼働出来れば良い、その後の対策はその時やれば良い』考えが透けて見える。また当時発電事業者に河川の特性に合わせた治水対策(事前放流等)を義務化しておらず、『発電第一主義によって水害を防止出来ない』事例があったように見える。