成田空港の活性化のためにはアクセス交通の整備が重要なことは周知の事実だが、自動車交通に関しては、現在のルートは、東関東自動車道~成田JCT~新空港自動車道~新空港ICを通行することを前提としている。今後、成田空港東側を圏央道が建設されることになっており、圏央道とのアクセスも重要と考えられるのだが、圏央道との接続は大栄JCTを経由することを前提としており、千葉県南部およびアクアライン神奈川羽田空港方面へのアクセスを考えた場合、距離時間的に不利になっていると考えられる。
そこで成田空港東ゲート圏央道口(仮称)を考えてみた。
圏央道とアクアライン![]() |
(上図では木更津付近が北に寄っているが実際はもう少し南側)
千葉県南部との交通でも便利になることが解る。
大栄JCTの位置![]() |
東ゲート圏央道口を設置しない場合と比較して、圏央道南方向に対して距離にして約10km、時間にして約10分程度の所用時間が延びることが考えられ、施策的にアクアライン経由の有料道路料金を下げても、交通の転換が図れないおそれがある。
成田空港付近![]() |
これを東方向からのセキュリティゲートを新設すれば、千葉県西部南部からの接続の改善はもちろん、現状のセキュリティゲートの混雑緩和にも役に立つと思われる。