<日付:2024/7/12:20240712>
現場は、1年前に『擁壁』の傾きが発見され、工事を始めたばかりとのこと。発災時は、擁壁が撤去された状態でブルーシートをかけたとのこと。
河川工事では、多雨期の工事は出来ないことになっているが、豪雨災害が頻発する近年の状況では、人為的に土砂を止めていた『擁壁を撤去してから再構築』の工法では危険を伴うのではないか?
このような場所では斜面下側に仮設擁壁を設置してから、既存擁壁の補修をするべきだったかが今後検証されるのだと思う。
グーグルマップで現場付近を俯瞰
ちょうど谷地形になっていて、集水しやすい地形になっている
松山城チケット売場より天守閣への登城ルートが、まさに『みずみち』になっているようす
緊急車両通行道路付近カーブに、石と土砂の堆積があり、石垣から噴出したものではないだろうか?
2021年12月の時点でけっこうやばい感じになっています
2023年3月上の写真の反対方向、集水して谷へ流しているようにも見える
2023年3月気になる石垣の残骸と土砂、止水と排水が必要かと
地形図上も谷地形になってる△三角形状の急傾斜エリアから、一筋の沢に向かって大量の土砂が流れたと見られます。
参考サイト
グーグルマップ
リンクで位置は合わせてありますが、航空写真の『年代バー』『航空写真の時系列表示の透過率』を調整することで、重ね図になります。