<お散歩日:2006/3/4>
これもいまさらだけど、3月4日の発掘現場公開の記事♪
武蔵国、
国分寺を訪ねたあと、なにやらいつもと違う様子。史跡周辺のはらっぱなんて、こんなに人が集まるわけがないのでテント受付へ事情を聞くと。
たくさんの人と、丁寧な解説版、イベントやっているような予感。そういえば、やたら会場→みたいな看板多かったような気がした。。
今日何をやっているのかを聞きに受け付けへ♪史跡発掘現場見学会とのこと。はじまっちゃたけど途中からでも参加できますとの説明で、資料をもらって参加する。
写真の通り、発掘現場へ降りて見学することができる。中高年が多い。電柱を避けて発掘しているため道路の断面も見ることが出来た。
この辺りが何の跡かというと、寺の中門の跡(メインの入口)。柱の配置を調べることで色々判るそうだ。ところが柱を安定させて載せる礎石は、近代までにほとんどが持ち去られ紛失したとのこと。江戸時代以降は史跡地は観光名所で礎石は、庭石に手頃らしく持ち去られたらしい。
ちょっと背景を入れて撮影。作業中以外、発掘現場はビニールシートが敷かれ、目にすることは出来ないのだが、今日は貴重な体験。
年代測定方法や地層について、説明を受けているところ(だったと思う)。
この史跡地区は、発掘調査終了後、史跡公園として整備されるとのこと。埋め戻しの後、史跡本体を傷つけないようにかさ上げし、昔の建物をほぼ同一位置に建築するというもの。平成30年頃にその姿が見られるらしいので、ずーっと先の話だが。。