羽田→(約27km)→舞浜→(約55km)→第二ビル→(約0.5km)→成田空港
<最高速度300km/時での試算>
加速度は4km/時/秒とする。曲線による速度制限はなしと仮定する。
・加減速時間 06分00秒
・巡航時間 11分30秒
・停車時間 02分00秒
加速度は4km/時/秒とする。曲線による速度制限はなしと仮定する。
・加減速時間 06分00秒
・巡航時間 11分30秒
・停車時間 02分00秒
羽田空港→成田空港の所要時間 19分30秒
<最高速度500km/時での試算>
加速度は4km/時/秒とする。曲線による速度制限はなしと仮定する。
・加減速時間 8分50秒
・巡航時間 2分30秒
・停車時間 2分00秒
加速度は4km/時/秒とする。曲線による速度制限はなしと仮定する。
・加減速時間 8分50秒
・巡航時間 2分30秒
・停車時間 2分00秒
羽田空港→成田空港の所用時間 13分20秒
試算によって上記の数字を得たが、これはあくまで理想的な路線設計が出来た場合のことで、現実的には、曲線による速度制限を受けない設計は不可能だろう。
個人的見解だが、最高速度300km/時として、所要時間が22分程度になることを前提として議論すべきだと思う。
またJR総武成田線地下ルートを基本として千葉駅を経由し停車した場合、所要時間は28分程度になると思われる。この場合ごくわずかな区間しか最高速度300km/時で走行できないため、リニアにする意味合い自体がないだろう。
このところ政治的に議論されている、所要時間10分ないし15分程度という数字は、なんら根拠を持たず、両空港を直線で結んで最高速度300km/時や500km/時に加減速時間を加えた数字であると思う。数字だけが一人歩きしてそれを実証する専門家の意見が出てこないと言うことがとても気になっている。