うたちゃん日記

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燃料電池車の非実用性♪

トヨタから水素を燃料とした、燃料電池車が発売され、水素技術を公開し、デフォルトスタンダード化を狙っているようだ。

 

水素を使った燃料電池は、現在のところ革新的技術開発が無ければ、普及はしないと思います。その理由はいくつかありますので以下に記述します。

 

1.燃料電池に使用する水素は、化石燃料を加工して製造する。

 

化石燃料を加工する際に、加熱処理にエネルギーを消費します。したがって、化石燃料をそのまま燃料と使用する自動車より、エネルギー効率が悪いことが明白です。

 

2.貯蔵、輸送するインフラ整備に多額の費用がかかる。

 

水素と言う原子の特性により、デリケートな扱いが必要です。化石燃料の貯蔵、輸送より高コストになることが明白です。

 

3.燃料電池発電の効率はせいぜい50%程度である。

 

触媒などを利用しての発電効率は50%程度。自動車に補給された水素燃料の半分は、熱損失となり、全て動力エネルギーに変換される訳ではありません。

 

4.化石燃料を使用した自動車の燃費向上にまだのびしろがある。

 

ガソリン、軽油、LPGといった化石燃料車両の燃費向上は今でも進んでいます。むしろ燃料電池車の技術開発より進化速度が速く、燃料電池車技術そのものが、自然消滅する恐れがあります。

 

5.電気自動車へのインフラ整備が先行している。

 

簡易な電気工事で、充電施設が設置できるため、先進国のみならず、途上国でも市場の拡がりの動きが見られます。

 

よって私、ぱせりさらだは、燃料電池車は普及しないと思います。
ただし、都市ガスを燃料とした、地上固定型燃料電池は、水素以外の燃料物質の燃焼エネルギー及び発電時の余熱を利用できるため、スマートグリットの発展によっては、未来に活かせる技術だと思います。
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