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タクシー運転手が仕事をやっていて困るのは、運賃をもらえない(乗り逃げ)、事件性のある乗客を乗せてしまう、座席を汚されたり設備を壊されたりとか、一般の方の想像の付かない事柄が日々発生しています♪その中で一番困ることはこれです♪
車内で大量のおしっこを漏らしてしまう。
よくあるゲロとかうんことかより始末に悪いです。なぜなら、液体であるおしっこは、座席のクッションに染み込み、背面クッションや床面まで水浸しにしてしまうからです。
<清掃時間は2時間ほど><車両休車は2日ほど>
まずは、座面を取り外して被害の状況を確認します。背面クッション、座面クッション、座面下、足下マット、床面などです。
1.汚濁範囲をすべて新聞紙雑巾などですべて吸着させる。
2.汚濁範囲を水洗いする。
これを汚れや匂いが取れるまで(一定以下になるまで)繰り返します
3.古新聞で乾燥させます。消臭剤、消毒液の散布も行います。
4.座席は組み立てないで、窓を開けて、天日干しします。
※タクシー車両は48時間くらい休車させて乾燥させます。
営業車両を2日も使えないと言うのは、タクシー会社によって大損ですし、乗る車のなくなったタクシー運転手も大損害です。
よくあるゲロの処理は1時間くらいで終わってシートカバーの交換すればなんとかなります♪
タクシーご利用の方は、尿意があったら早めに運転手に申し出てください。漏らされると、とても迷惑です。
なお病気で失禁の症状があるかたは、介護パンツ着用の上、新聞紙持参で座席に敷いてご利用になるかたもいらっしゃいます。
(追記:ハイブリッド車で車内水洗いをしていて感電した情報があり、水系のトラブルはさらにたいへんみたいです。)