<日付:2020/4/23>
地図に夢中になっていた時期購入。よくもこんな高い地図までコレクションしたなと我ながら感心する。だいたい2万円。
化粧箱
箱入りの重厚な本です♪
地図の図版サイズ
日本独特の四六版、菊判、柾版などがあり、地図製作会社にいたときもなかなか覚えられませんでした。仕上がりサイズより少し大きめの紙に印刷し、断裁します。
三田 昭和3年修正 陸地測量部発行 一万分一地形図
渋谷駅付近が現在と大幅に違っていることがわかる、明治通り、六本木通りはまだ無い。都電の青山車庫があって試運転線の中心に池がある。これはネットで検索するといろいろ情報が出てきて興味深い。
札幌 昭和46年編集発行 国土地理院発行 都市機能図 1:15,000
都市の骨格は現在とあまり変わりない。公共施設の配置もだいたい現在の位置に相当する。都市計画法事務を地方公共団体が行うことになったために国土地理院が試作した地図。
明治時代に土地に税金を課すことになり、作られた地図の一種。道路は赤、水路は青で表現されている。政治的理由により意図的に面積を多くしたり少なくしたりして、後の旧公図、地籍図まで影響したと言われる。測量による登記簿付属地図が整備されるまで正確性は欠けていた。
都電案内 昭和30年刊行 日地出版発行
昭和終戦後の都電の最盛期の民間地図出版社による地図。