<日付:2021/6/23>
JR東海の株主総会資料、リニア中央新幹線は南アルプストンネル(8.9km)静岡工区のせいで2027年開業は無理と記載、『2024年度チラシを配布する計画』の北品川地区を含む首都圏第一トンネル大深度地下シールドトンネル区間(33km)のことは記載せず。
JR東海が2021/6/23に発表した資料
https://company.jr-central.co.jp/ir/financial-statements/detail/_pdf/000041100.pdf
P19に(PDFとしてはP21)に、2027年の開業は難しいと記載。理由部分は各自しっかり読んで下さい。
首都圏第一トンネルだけでも大深度地下トンネル区間が約33kmあり、まだ東京都区部しか地元説明会が終わっておらず、これから神奈川県区間と東京都下多摩南部区間の説明をしなければならない段階。
2021/6/8に開催された説明会では、北品川地区(対象戸数は少なそうだが)において『2024年度チラシを配布する計画』だそうだから、それから事前の家屋調査を調整し実施してからのシールドマシン通過なので、スケジュールがタイトではないか?
(そもそも登記情報とかで対象家屋を調べてないのか疑問?大深度地下とは言え中心線測量はしていると思うので。)
距離が短くて(16km)先に工事が始まった(2019/1/26シールドマシン発進)、外環道東京都区間工事の方が工事期間を2031年度まで延長しており、大深度地下シールド工法の実施方法が議論されている段階なので、外環のシールドマシン運転再開するまで、リニア新幹線工事を先行させるのは難しいのではないか?