<日付:2015/4/14>
うたちゃんが産まれる前、最後のぐるっとパスでのお散歩♪駆け込みで色々おでかけしたよ~♪
存在は知っていたが、駅から遠くお散歩の範囲に収めるのが大変な位置に立地しているので、2015年にやっと訪問することが出来た♪
建物外観
倉庫みたいな外観で興味ない人だと博物館だと気がつかないかもしれません♪
入口の看板
とても地味な入口看板です♪
新橋停車場の荷物積卸場
鉄道の誕生で日本の物流の大変化がおこりました♪江戸時代まで沿岸部の海上輸送しか低コスト大量輸送の手段が無かったので鉄道の開通は産業の基礎です♪
ただ鉄道の歴史については、明治期の建設順に諸説ありますが、既存交通手段の置き換え(街道や宿場、河川舟運)、鉄道以外にも海上輸送網が同時に発展してきたこと(鉄道資材は港湾から搬入された)、安く運ぶのか早く運ぶのか(速達性、経済性)の見方が時代によって違うので、鉄道一辺倒の考え方が日本に神話的に残っていることに危惧します。(道路網の方が有利な時代になっても産業的に必要と思われない過疎地に鉄道が明治期の計画を踏襲して建設され、運用されてもすぐ廃線となった)
新発田駅の貨物上屋
戦前の鉄道網の軍事的統制は有名ですが、道路運送網(鉄道末端の貨物輸送など)も日本通運などの特殊会社があったりして統制されました♪
秋葉原駅貨物ホーム
今では電留線に一部名残がある秋葉原駅の貨物輸送♪当初は運河河川舟運との連絡もあったり、その後青果市場と一体化するなど、東京へ食料品などを輸送する拠点として重要でした♪
菱垣廻船(ひがきかいせん)
江戸時代までの大量輸送は帆船による沿岸輸送♪
御朱印の箱
現在は御朱印と言えば神社仏閣巡り(それにあやかった観光的なもの)だが、江戸時代までは、公文書のことを言う♪
コンテナ列車や輸送船などの模型
鉄道も海運もコンテナ輸送が中心になってきましたが、拡大する国際規格(大きさ重量)に日本のインフラが追いついていない現状があり、心配する。まずは港湾設備が相対的に貧弱で、海外の大型船規格設定より遅れて整備される現状がある。欧米の規格に早く対応しているのがアジア各国で、なんと北米、欧州航路での輸送では、日本で荷役できる大きさの船に載せ替えているのだそうだ。大型コンテナ輸送についても鉄道貨物拠点の整備がなぜか沿岸部ばかり(盛岡以外)で国内海上輸送との整合性が政策としてどうなっているのか疑問だ。道路輸送も改善に向けた取り組みが平成30年頃からとすごく遅い。(道路構造、道路建築限界、輸送のための許認可の要不要)コンテナ輸送港湾施設も、設備面積を増やさず取扱量を増やす傾向にあって、港湾区域内ではうまく行ってるように見えるが、アクセス道路にトレーラーが順番待ちのものすご長い列を作っており、道路資本投下で道路の渋滞は緩和されても、トータルで物流コスト低減になるバランス良い公共投資をしているのか良く検証した方が良い。
コンテナ列車や新幹線の模型など
トラック輸送の特徴が書いてあって、1台で15トンまでしか運べないので比較的小量のものを近距離に運ぶことに適しているとある。しかし直行出来る利便性、道路施設(PA、SA、道の駅、余裕のある街路)を倉庫がわりにすることで、理想の範囲を超えて過度にトラック輸送に依存していると思う。
航空機の模型など
2階建のB747の模型。コロナ禍前にA380シリーズ、コロナ禍後にB747シリーズの生産終了となって大型機の時代はひとまず終わったようだ。(ブログ執筆時点)
スーパーグリーンシャトルの大型写真
モーダルシフトの目玉として31フィートコンテナ輸送を始めたようです♪輸送商品としての位置づけ(既存のコンテナとの優劣)は良くわかりません。
パノラマ模型鉄道駅周辺
パノラマ模型港湾周辺
訪問者が少ないのでゆっくり見学できます♪