<日付:2020/4/29:撮影日>
<日付:2020/9/23:記事作成日>
<最初に読んだのは去年>
コロナ禍で過ごした中で、ブログ記事化しようとして放置してあったものに着手します♪
(本を手に取って)
・軽い、薄い、帯の茂木健一郎氏の写真が若すぎる時だろ。。。
(私が感じた著者像)
・地方創生会議実行委員長と言う『肩書き』を不登校枠で勝ち取った感。
・全国的にとかあるが高野山、和歌山県、関西圏から活躍の場を拡げていない。
・クラウドファンディングで資金集めとかうさんくさい。
・誰かに広告塔に担がれている感がものすごく出ている。
(本の内容について:著者執筆部分)
・同じ内容が何度も繰り返し出ていて、ちゃんと構成を考えてないんじゃ(違う時期にいくつか書いた文章をこの本で一緒にした?)と思われる部分が結構ある。このくらいの分量の本なら、同じ内容の文章出てきたら気がつく読者が多いはずで、著作と言う行為自体に責任感(買ってもらう物として)を感じていないのではと思う。クラウドファンディングで金銭感覚が麻痺しているのではと思う。
(本の構成について:組立方)
・マンガ、著者の体験等の記事、不登校体験者とのインタビュー記事、不登校体験者の投稿記事的な寄せ集め文
・ページの下の方が不自然に広い。行間が広い。すなわちページ当たりの情報量が少ない本であるというのは感じた。
・本の内容で何かを訴えると言うより、本を出すことに目的があるような本だ。
(感想本文)
・著者について、人生を達観していないのに、不登校について達観したような記述があってちょっと引く。
・本業のイベント業(経営している会社)について、誰に持ち上げられて、どのように成り上がったか書かないと、不登校なのになぜ成功したかわからないだろう。
・学歴ロンダリング、特に通信ロンダリングについては、まさにその通りで、入るのに難の無い定時制や通信制の高校では『中学レベルの学習』をしただけで、オール5の成績でAO入試や推薦枠に入りやすいとのこと。(他の不登校の子女でも、不登校でも大学は入れましたみたいなノリで、不登校講演会セミナーでせっせと稼いでいるようだ。)
・一芸があって『学校通うヒマが無い若者』と(ほぼ平凡な能力しかない)不登校の若者をいっしょくたに記しているのも何か勘違いしている、勘違いさせる要素であって注意深く読まなければならない。だまされて不登校でも何とかなると思ってはいけない。たいていの若者は、一芸とかものすごく秀でた才能があるヒトは希である。希であるから価値があるので、その希に自身が含まれるとか、自分の子が含まれるとか思ってはだめだ。世の中のほとんどのヒトは、学齢期に適切な教育を受けて社会で揉まれて成長していく。
・はっきり断言しなければいけないのが、『引きこもり系不登校』の『精神的病理』は、そのまま放置したら『社会的孤立』を産むということだ。学校社会に適応するが苦手な子供でも、学校社会での人間関係をがんばる(勉強は出来なくたって良い、高校くらいで学習レベル別に選別されるのだから)ことで、もっと様々なことのある成人社会の難しい人間関係の中で生産性のある仕事に就くことが出来るのは確かだ。
・不登校をダシにして、さらに若者に不登校しても大丈夫みたいなことを、言論界で多く見られる世相が心配だ。だいたい不登校で大丈夫いたいなことを言っている有名人が高学歴で勉強大変だったから学校不要とか言ってて矛盾しまくりでしょ!
不登校をやたらと推奨するとても頭の良い高学歴の帯のヒト
ページ構成
やはりこの本の出版を機会にして、WEB上で不登校に関連したコンテンツの発信力を活かし、不登校者向けオンライン学習などのビジネスでご活躍のようです。(不登校経験者枠の広告塔か?)
小幡和輝著のゲーム関連の本もついで買いしちゃったのでその感想はまたの機会に。